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The beginning of new challenge

本物の富裕者

フォーブス誌が4月に発表した2021年版の世界長者番付けです。
ランキングに名を連ねる面々の中には、億万長者を超え、兆億万長者になっている人達が普通に見受けられるようになりました。

日本人は残念ながら世界のトップ10には入っていません。
トップ40以内に日本人は2人、中国人は7人入っています。
日本人ランキングはこちらです。

世界のトップ100以内に3人入っており、小さな国ながら頑張っています。
過去の話になりますが、バブル期の日本はどうだったのか?
1987年~1994年の8年間は、日本人が世界ランキング1位の座にいました。
その日本人とは、西武グループの元オーナー堤義明氏と森ビルの創業者である森泰吉郎氏です。
その当時の堤氏の最高資産が2.84兆円(当時のレート142円で換算)だったことを考えると、2021年の1位であるジェフ・ベゾス氏の19.29兆円というのはどれだけ巨額かがわかります。
当時から44年も経っていますが、1位の資産は約6.8倍に膨れています。
この間に、最低賃金や給料はそんなに上がっていません。

この金額が何を意味しているのか?
感が良くなくてもお分かりだと思いますが、富の集中と貧富格差の広がりです。

貧困層ラインというのをご存じでしょうか?
世界銀行が定義した貧困層の基準です。
それは、1日の生活費が1.9ドル未満の状態にある人を指します。
今回の世界富裕者ランキングトップ10の資産を合計すると、貧困者16.6億人が1年間食べていくことができる金額と同じになります。
世界人口は2020年で約78億人となっており、「世界の富」がいかに偏っているかがわかります。
経済的暴力と言い換えてもよさそうです。
権力を持っている経済界の人や政治家の方たちに、この状況を改善していって欲しいものです。

追い打ちをかけるようですが、化け物がいます。
このランキングに入ってこない人たちです。
石油王や世界の財閥です。

最後に少しだけ、彼らの資産を挙げておきます。

ロックフェラー家
一族の総資産1000兆円

ロスチャイルド家
同じく1京円

本物の富裕層です!

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テーマの著者 Anders Norén