耳にタコが出来そうなくらい「働き方改革」が叫ばれています。
「具体的にはどうすればいいの?」と思われる方も多いと思います。
企業によって、事情と経営者の改革の本気度は違うと思いますが、先行している事例を集めてみました。
1. テレワーク
メリット:長時間通勤からの解放・オンライン会議により無駄な会議の見直し
2. デジタル化
メリット:ペーパーレス化・文書管理と共有のしやすさ・社内連絡のスピードアップ・作業時間の短縮・保管場所の縮小・定型業務のデジタル化は仕事の移行がスムーズ
3. 音声認識技術の導入
メリット:オペレーター業務の簡素化が可能・セキュリティーの向上
4. 人工知能技術の活用
メリット:顧客情報の分析により効率的な営業が可能
5. 柔軟な労働時間の設定
メリット:従業員の生活リズムの確保により、生産性のアップ
6. 不妊治療を目的とした休職・補助制度
メリット:継続勤務を可能にし、新規採用による教育を避けられる
7. ヘルスケアへの取り組み
メリット:在宅勤務が増え、孤独感や運動不足に悩む人の健康ケアをする事で、生産性を維持できる
8. エリア別勤務の廃止
メリット:転勤可能かどうかで、勤務地や職種を制限しないことで、視野が広まり、幅広いキャリアを積むことができる
各事例のデメリットは、「既存の仕組みに慣れきった抵抗勢力の反発」です。ともすれば、自分自身が変化できない理由を並べ立てそうで、気をつけたいと思います。
ですが、働き方の新形態は、企業のみならず、個人にも負担が大きいですが、ライフワークバランスを後押しする改革が、長期的に見て、競争力強化につながると考えます。