アーリタblog                 新たなる挑戦の始まり

The beginning of new challenge

変容

親から受け継いだ価値観や、社会の影響を受けて培われた自分自身の価値観は、現状に合ったものへと変わっていく必要があります。教育で植え付けられたら価値観も同じです。
人生の先輩たちの教えが間違っていると言っているのではありません。

世の中が、地球環境が、変化していく中で、風習・伝統・考え方も変化をさせなければ、地球環境が臨界点に達した時、私たちの価値観は、否応なしに変化させられる事になります。
これまでの価値観は、何の役にもたたなくなります。
つまり、人類は今の形で生存できなくなります。

人類が築いてきた伝統・文化・風習を否定し捨てろと言ってるのではなく、これから目指すべき未来にとって、合致するものは残し、それ以外を時代に合ったものに変化させるか、捨てるべきだと思っています。

あらゆる価値観は、変化の中では、不完全なのです。

例えば、国家間、民族間の多くの対立や暴力は、宗教の対立が原因です。
信者にとって、信じる宗教の教えは、他の宗教の教えよりも正しいと言うでしょう。
どの宗教も正しい教えは含まれているとは思いますが、完全ではない。
現在の目まぐるしく変わっていく時代に生きている我々にとって、数百年、数千年前のすべての教義が、今に合致すると考えるのは、非常に危険です。
絶え間ない戦争、環境破壊がそれを示しています。

一個人の力は微力でも、自分だけでも地球に優しく、人に優しく、すべての生命に優しくなることが大切です。
そう思い、日々の行動や態度で表していく人が増え、その数が臨界量に達したとき、人類の運命の舵をきる事になると感じます。

伝統的な価値観に流されず、疑問を抱いたときは、自分でよく考え、子孫に残していきたい未来の為になるように考え方を修正し、行動や態度に表していきたいものです。

幸いにも、私達にはインターネットをはじめとする、様々な伝達手段があります。
このブログもその一つですが、それらを利用して、この地球を保持していきたいと思います。

かつての歴史に見られるような、1人の偉大なリーダーが大きな流れを作るのではなく、平凡な個人の集まりが、地域や組織を動かしていける時代だと思います。

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2 コメント

  1. shingo 2021年3月3日 — 投稿者

    英都萬さん、さすがに70億人分のお墓を作るのは、地球には荷が重すぎるように思います。
    その墓へお供えをしますが、それはゴミになります。生き物の中でゴミを出すのは人間くらいでしょうね。
    地球のことを考えると、自然に返るものしか利用すべきでないのでしょう。

  2. 英都萬 2021年3月3日

    具体的な話でなくコメントに困っています。私の場合、目上の親族からそれほど大それた風習を受け継いでいません。正月の初もうで、節分の豆まき、端午の節句のこいのぼり、お盆の墓参りくらいでしょうか。お墓は将来要らなくなるのでしょうか、70億の人が80年後には墓に入ります、前方後円墳やタージマハルやピラミッドほど大きくなくても墓地が足りなくなります。墓じまいや自然葬も増えて合同葬をネットで参るようになって、お墓参りの習慣はなくなるかも知れませんね。

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