アーリタblog                 新たなる挑戦の始まり

The beginning of new challenge

成長のズレ

人間の平均寿命は、ひと昔前よりも随分と伸びました。
先進国の平均寿命は、100年前より概ね30年伸びています。

しかしながら、人間の寿命は、本来もっともっとあると言われています。
なのに、40代から身体の衰えを感じ始め、還暦を過ぎ、60代で病気のことが気になり、70代になる頃には、人生を達観したかのように、老い先の事を視野に入れて生きている。そういう方が多いように思います。

一方、精神的には、まだまだ成長の余地があり、実際、40代を過ぎてからも、多くの気付きがあり、成長を実感されているのでは無いでしょうか?

身体を酷使せず、飲食に注意を払い、自分の身体を大切にいたわりながら、人生を送ることができたなら、人間は本来、精神的には、50代・60代は子供なのだと言うことがわかります。

100歳の人から見れば、50歳は若造です。
120歳が当たり前になれば、60歳で成人式を迎えてもおかしくありません。

現状はどうでしょう?
精神的にまだ成長の過渡期にありながら、気持ちも老いようと、自分を納得させようとしているのではないでしょうか?
どうか、周りのそういう空気に同調しないで下さい。
本当は感じているはずです。
自分の精神の成長を。

核家族化がすっかり進み、都会に密集して暮らしているにも関わらず、個々がバラバラになり、まとまったコミュニティーが小さくなり、今や無くなりかけています。
そういう社会だからこそ、精神的に大人になった60代以上の人達が、意味のある仕事をしていくことで、世の中を良くし、社会に役に立つのだと言うことに気付いて欲しいと思います。
経済的なことや物質的な欲望を満たしてきた年齢を過ぎ、精神的に成人を迎えたからこそ、人間関係や人生を充足させる意味ある仕事が示せるのだと思います。

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1 コメント

  1. 英都萬 2021年1月18日

    まだまだ若輩者の私です。端的に言って精神的な大人には一生なれそうもありません。生涯子供でいるのもいいと思っています。社会貢献はそれなりにしていきます。妖怪人間は早く人間になりたいと申していましたが、わがままな餓鬼でいたいです。

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