アーリタblog                 新たなる挑戦の始まり

The beginning of new challenge

小さな成功体験

「今年は○○をしよう」
「○○をマスターしよう」
「○○に挑戦しよう」
新しい年はそんな風に気持ちを高ぶらせてくれます。
「今年こそは・・・」みたいに。


でも、年末を振り返ってみて下さい。
去年の年始に決めたことがきちんと出来たでしょうか?
「何を決めたかさえ忘れた」
そんな人も多いと思います。
反対に、決めたことを着実にやり遂げる方もいらっしゃいますね。
理由はいくつか考えられます。
「強い決心」
「やらざるを得ない環境」
「日々の努力」
「固い意志」
「周囲のプレッシャー」
思いつくまま並べましたが、どれも大変そうです。
ひとことで言えば、「努力のたまもの」です。
ところが一方で、努力を努力と感じずに淡々と行動している人がいます。


こういう人達は、何が違うのでしょう?
いくつかありますが、大きな違いは、「頭で考えたものではなく、心の中から沸き上がってきたものかどうか」
頭で考えたものは、結果を期待して決めたことで、一足飛びに結果を取りにいこうとするため、「常に結果に届かない」という状況を作ってしまい、苦痛に感じるのです。
だから続けるのに努力を感じるのです。


一方、心の中から沸き上がってきたものに取りかかる場合は、とりあえずやりたいことを、目の前の出来る事からすぐに始めようとします。
「出来ること」からやるので、すぐに達成します。
その小さな成功体験が、次の「やりたい」を呼び寄せます。
それを繰り返すといつの間にか「自動的に自然に」かなり先まで行ってるのです。


10mのジャンプをするには努力が必要ですが、1mのジャンプを10回なら、鼻歌を歌いながらでも出来ます。
大きな成功は、小さな成功体験を芋づる式に手繰っていく先にあるのです。
いきなり手を伸ばしても届きません。
ポイントは、何かを始めるときに、結果を期待しないことです。
いくら頭で考えたとしても、そうやって想定した結果は、単純なものでしかありません。
物事は複数の要因が複雑に関係しあっています。
今の自分から見えているのはその中の一部にすぎません。
だから、行動をおこしていくうちに、見えてくる結果が変わっていきます。
なので、その結果に固執するなら、プロセスを見直さなければなりません。
しかし、目の前には無数のプロセスが存在します。
その中から「求める結果」へたどり着くものを探すのは困難です。
いい方法は、行動していく目の前の結果だけ見ていくことです。
すると、次の目標(結果)は自ずと現れてきます。
これを「流れにのる」と言います。


私の今年の抱負をひとつ挙げるとすれば、「まず行動し、流れにのる」これになります。

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テーマの著者 Anders Norén