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The beginning of new challenge

北斗

中国の衛星測位システム「北斗」というのがあります。
アメリカのGPSの数を抜き、現在最多数です。
その数、GPSが30基、北斗が55基、日本の「みちびき」は4機です。
衛星測位システムの目的は、軍事利用のほか経済対策などです。
中国は世界規模でその影響力を増してきており、165ヵ国でGPSを上回る数の北斗が、上空で観測できます。
各国の市民は、中国製の安いスマホで信号を受信し、地図アプリの利用で、宅配などのサービスを受けています。
さらに最近の中国の関心は太平洋にあり、衛星で監視しています。
洋上を行き交う船舶の膨大な情報を集め、太平洋の権益につなげる狙いです。
その精度もGPSを上回り10cmの誤差と言ってます。
GPSは30cmの誤差精度です。

一方、日本の「みちびき」はというと。
GPSと互換性があり、今後4年で7機まで増やす予定です。
これにより精度が上がり、誤差数センチになっていきます。
利用は、主にナビゲーションシステムですが、今後は「交通違反自動判定サービス」が導入されていくようです。
つまり、

①制限速度超過
②右左折禁止
③一時停止違反
④踏切不停止
⑤進入禁止

この5つの計測が可能になり、交通違反を可視化できるというものです。
大義名分は、交通事故の削減や自動車保険料の削減だそうですが、「罰金の自動収集システムではないか」と思うのは私だけでしょうか?

何にせよ、日本の平和なこと。

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テーマの著者 Anders Norén