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The beginning of new challenge

フィンランドの教育

2019年の教育総合ランキングの1位はフィンランドです。日本は7位でした。
そんなフィンランドの教育について触れてみます。

特徴

 1.宿題がない 2.有料の私立学校は違法 3. 授業中のトイレに許可はいらない 4.授業は週20時間 5.早い時期から外国語を教える 6.教育の目的は「卒業後、幸せになること」 7.統一テストがない 8.教育レベルが世界一 9.テストは記述式で選択式のテストがない

どうなったか?

1.宿題がない事で、興味がある事に時間を割ける 2.私立学校が無いため、裕福な家の子供も公立校に通うため、公立校のレベルが上がる。
また、色んな家庭環境の子が同じ学校に通うため、他者への理解が深まり、尊重するようになる。
3.トイレに行くのに許可がいらないため、生徒にストレスがない。
4.授業数が少ないため、将来の夢を、早い段階から目指せる。
5.小学1・2年生で、週19時間の授業の内、7時間を母国語(フィンランド語)教育にあて、3年生から英語を教える。
高校生になるころには3ヶ国語は話せる。同時に文化・習慣を学び、他国の理解を深める。
6.子供の夢を追いかける時間を尊重することで、幸せになる手助けになっている。
7.統一テスト・全国テストが無いことで、どの学校も同じレベルになった。
だから、地元の学校に通うことがベストとなった。
8.教育上の制約を極力排除し、子供たちを大人扱いし尊重する事で、能力が最大限伸ばされ、結果、世界一の学力レベルになりました。
9.記述式なので、正確に答えを持っていないと書けない。

総括

従来の教育では、受験対策に3分の1の時間が費やされており、世界と比較した学力レベルは、20位以下でした。
今は大きく改善され、1位になっています。
その結果を見ると、教育に対する考え方の重要性を感じます。

点数を取ることは、教育ではない
子供たちの幸せのために教育がある
「放課後は、友達や家族と過ごす時間と考える」
他者への理解を深め、尊重し受け入れる
教育はビジネスではない

このような考え方が教育方針のベースにあることが、とても重要に思えます。

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テーマの著者 Anders Norén