「マカロン」のパチモンかと思い、パシャリ。
見た目が地味で、マカロンのようにはなれないから、所詮はパチモン。
裏のラベルを見ると、「渡辺製菓・仙台」第一印象はこんな感じです。
田舎くさい見た目に納得。
ネーミングも「マカロン」ではまずいと思ったのか、ひらがなで「まころん」。
よく考えたなと感心しました。 ユニークな商品なので調べてみました。
すると、歴史は古く、100年ぐらい前からあるようです。
仙台では、おじいさんの代から親しまれているお菓子なのだそうです。
仙台の人は、思い出したように、たまに食べたくなるようです。
また、「まころん」という名前は「マカロン」がなまったもので、それを商品名にされました。なので、これはマカロンなのです。
マカロンとの違いは、アーモンドのかわりに落花生を使っていること。
マカロン同様甘いのですが、マカロン程ではなく、カロリー的に少しヘルシーです。
100年を経て、マカロンは日本独自に進化(変化?)し、ガラパゴス化したわけです。
マカロンの歴史は800年ぐらいだと言われていますが、パリ風マカロンの歴史は、2020年で90年になり、「まころん」と同じくらいなのです。 商業的には、もう少しカラフルなバリエーションを増やせばいいと思うのですが、そうはならないのですね。
付け加えておくと、名古屋にマコロン製菓という会社があります。
もっと地味でした。