戦略ポイント
1.ポジショニング
2.ターゲティング
3.パーシステント
方向性を固めるために重要な3つのポイントです。
1.ポジショニング
「会社が属している業界において、どういった立ち位置で活動するのか?」
例えば、Googleの場合、収益の9割以上が広告収入です。
他の広告会社と違うのは、検索エンジンというITを徹底的に活用しているという事です。
単に、広告を取ってくるという他社のポジションとは大きく違っています。
2.ターゲティング
「誰を相手に考えているのか?」
ターゲットを絞り、明確にすることで、それに当てはまらない既存の顧客は減るかもしれません。
一方で、絞り込んだターゲットのうち、他社の顧客だった人が、こちらの顧客になってくれるようになるわけです。
例えば、このブログの場合、全くターゲットを絞り込めていません。
特徴がないわけです。誰もが読める反面、誰もが熱狂的なファンにはなり得ません。なので、このブログは、悪い例になります。
改善案の1例として考えられるのは、ターゲットを「経営者」にすることです。
例えば、
「長年の古い経営思考・経営体質から脱したい経営者のためのブログ」
この場合、経営者の年齢性別は関係ありません。
時代の変化についていけない経営者がターゲットになるわけです。
3.パーシステント
顧客を定着させるという事です。言い換えれば、ファンを作るのです。
無料のお試しを提供するのは、一つの方法です。
ファンというのは、別の表現ですと、得意先・リピーターとなりますが、ニュアンスが少し違います。
その企業の考え方に共感できるという感覚が加わります。
例えば、スターバックス。
ファンはコーヒーを飲みに行くのが、目的ではありません。
店舗の雰囲気にひたりに行くのです。あるいはリラックスして仕事をしに行くのです。
時代とともに経営の考え方も変えなければなりません。
環境が変わるのですから、それは自然なことだと思います。
しかし、経験を積めば積むほど、経営者の思考が変わりづらくなるようです。
それは経験に裏打ちされた自信が、ゆるぎなくなってくるからです。
昭和→平成→令和→アフターコロナ
どんな時代になっていくのやら。