「スーパーセンチナリアン」は、110歳以上の人のことを指すのですが、現在国内に150人いらっしゃいます。
その中で最高年齢は、本日(2020年9月21日現在)117歳263日になられる田中カ子(カネ)さんです。
明治36年1月2日生まれ。
ご両親の名前が興味深い。
父:熊吉 母:クマ
好きなものは、男と炭酸飲料。
1日3本以上飲まれるそうで、今はオロナミンCにハマっています。
彼女が生まれた年(1903年)を見ると、歴史を感じます。
ライト兄弟が人類初飛行成功
第1回ツール・ド・フランス開催
前年の10月に早稲田大学開校式
同年生まれの人。
金子みすゞ
小津安二郎
山本周五郎
私がビックリした、この年に存命中だった人。
エミール・ガレ(工芸家)
ムラト五世(オスマン帝国皇帝!)
アンティークショップと歴史の教科書でしか見られない人達です。
最後に、ギネスに載っているものの非公認の人物を紹介します。
李青曇(リセイドン)
1677年生まれ、1933年5月6日没。中国の漢方医。清朝時代の公文書に200歳の誕生日を祝ったと記録が残っています。
1930年にニューヨークタイムズの特派員が取材をしています。ギネス非公認なのは、戸籍に疑問が残るからです。
1736年生まれという説もあります。それでも197歳ですが。
日本人の多くは80歳くらいまで生きますが、スーパーセンチナリアンから言わせば、「まだまだ若いのに、こんなに早く亡くなって可哀想に」と思うに違いない。
人生は短いと言うが、本当にそう思うのか、スーパーセンチナリアン達に尋ねてみたいものです。