アーリタblog                 新たなる挑戦の始まり

The beginning of new challenge

成長 ゴール編

前回、「成長」という記事では、子供の成長と成人してからの成長のスピードについて書き、最後にその理由について触れました。
つまり「敷かれたレールと、成長を後押ししてくれるものがあるかどうか」
これが、成長のスピードに、影響を及ぼしているのではないかという事です。

今回は、どうやって自分でレールを敷き、成長すればいいのかに焦点を当てます。

最初に言っておきますが、この内容は、社会的に成功している方たちの考えを体系的にまとめたものです。
もし私が、この内容を、社会人になる前の20代前半で知っていたとしたら、自分の成長スピードは、確実に変わっていたと思います。

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大人になると、子供時代と違って、自由を与えられた分、自分で人生を切り開いていくことになります。

では実際どういう考えで、進めていけばいいのでしょうか?

骨格となる基本的な手順は、いたってシンプルです。


① 現時点でのゴールを決める
② ふさわしいと思える環境に身を置く
③ その環境で懸命に頑張る

これを、具体的に見ていきます。


① 現時点でのゴールを決める

ゴールというのは、理想像や目標に置き換えることができます。

「何を目指すのか」
「どのような人間になりたいのか」
「自分は何者になりたいのか」

そう言った事を、常に自問自答してみて下さい。

早いうちにこれを明確にしておくことは、とても大切なことです。

しかし、多くの人は、「自分が何をやりたいのか」がわかっていません。
無理もないのです。
学校が始まり、好きなことばかりできるわけでは無く、受験やなんやで、大人の常識というもので、尻を叩かれ、敷かれたレールの上を歩んできたのですから。

子供の時は、いくつかの選択肢は与えられたにせよ、親の期待を肌で感じとり、無意識の内に、親の想定内のゴールを目指しいるに過ぎないのです。

そして、社会に出るときに、「さあ、これからは自分で稼ぎなさい」となります。

すると、「自分は何がしたいのか」分かっていないので、就職先を親の期待の想定内で決めようとします。
「ブラジルに行って、ジャングルで自給自足の生活をする」
あるいは、「出家してお坊さんになる」とか、親が反対しそうなことはしません。

では、ゴールを決めるまで就職しないでいいのか?

それを待っていると、いつになるかわかりません。
そうではなく、現時点で一番興味のある分野の会社に、とりあえず入って仕事してみるのです。
起業したければ起業し、家業を継ぐ人は、継げばいいのです。

次に、そこで目指せるものを、いち早く決めることです。
その仕事に真剣に取り組むことで、ますます興味が深まっていくかもしれません。
あるいは、「これは自分が目指すものと違うな」となり、別のことに興味が移るかもしれません。
ここで注意したいのは、ひとつの会社でも仕事の種類はいくつかあるということです。


メーカーに就職したとします。
製造に配置されて、そこが合わなければ、営業へ移動願を出すなど、いろいろやってみるのです。


親の仕事を継ぐ場合も同じことです。
小さな会社であったとしても、やり方は一つではありません。
親の時代は職人肌でやってきたが、自分は営業に力を入れるとか、職人をうまく育てることに専念してみるなど、自分のやり方・居場所を見つけ、会社を伸ばしていけばいいと思います。

そうやって、20代の早いうちに、大きなゴールとなるものを、見つけることです。

誤解しないでください。
ここで言うゴールとは、最終的な完成形のものではなく、成長したある時点で変わっていくものです。

この続きの②は次回に。

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テーマの著者 Anders Norén