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The beginning of new challenge

お墓参り

もうすぐお盆ですね。

地域によっては、1ヶ月早く、7月に終わっているところもあるようです。
多摩地区以外の東京や函館、金沢の旧市街、静岡の一部の地域などがそうですね。
関西は8月13日~16日です。

しかし、関西でも京都は8月7日に始まるんですね。
歴史的な行事が多いため、4日間では収まらないようです。

まず7日には、エンマ大王のお許しを得たご先祖様が、自宅へ帰られるのを、仏壇の扉を開けて、お出迎えしなければなりません。

なんと、ご先祖様は、地獄へ落ちてらっしゃったのですか ‼?

かわいそうに(涙)

そこから始まり、16日の五山の送り火で、ご先祖様の精霊を送り出します。

えっ!

地獄へ送り返すんですか!


それでも京都人は、10日間は自宅で一緒に過ごされるわけですね。

大阪は、たった4日で追い返すんかい!
相変わらず、せっかちやな。
ご先祖様は、どんなお気持ちで帰っていくんでしょうね?

「ご先祖様になりたくないなあ」

でも安心してください。

天国へ行かれたご先祖様もいらっしゃるに違いない。
いや、ほとんどが、そうなんだと思います。

ところで、

お盆はお墓参りに行かれますか?

今年は、新型コロナが広がってきており、迷いますよね。

私が住む地域では、毎年15日に多くの人がお寺に参りに来ます。
敷地がそれほど広くないので、完全に “密状態” になってしまいます。

お墓の掃除は、すでに終わっているので、「当日は参らなくてもいいかな」と考えています。

歌でもあるように、「私はそこにはいません。眠ってなんかいません」と。

いないのなら、行かなくてもいいよね。

それに、地獄へ行くようなご先祖様ではなかったと思うので、そもそも帰ってきていないと思うんですね。
なので、墓参りに行く意味がないと思うわけです。

でも、そこまで理屈をこねているのにもかかわらず、それでも行くかもしれません。

「風習に逆らえない」ってやつです。

自己満足もあると思います。
行かないと、なんか気持ち悪いんです。

墓参りをすることで、ご先祖様が供養されるとは思っていません。
信仰心が薄いのでしょうね。

先ほども言いましたが、
「私はそこにいません。眠ってなんかいません」って、秋川雅史さんが歌ってらっしゃいます。

わかっちゃいるけど、それでも私は行くような気がします。

皆さんはどうでしょうか?

信心深い人は、何があってもいかれるでしょう。
そうでない方は、家族や親せきの手前、やっぱり行かれますか?

どちらにしても、お墓参りには、コロナ対策と熱中症対策をしていって下さいね。

ナーム。

編集後記

今年の梅雨は長くて、結構降りましたね。
特に九州にお住まいの方々は、家や畑が流され、本当にお気の毒です。

日本は毎年毎年、災害が多い国です。

日本人は、これまでも知恵を絞り、助け合い、この小さな島国で生き延びてきたわけです。

大国に負けずに、ご先祖様が本当に頑張ってきたと思うし、今の日本人も負けずに頑張っていると思います。

ご先祖様を、供養するための墓参りですが、心の中では「めんどうくさい」と思っていても、みんなが同じように墓参りをすることの意味が、他にあるように思います。

行事というのは、仲間意識を持つための伝統的な手段なのかもしれないと、今回のブログを書いていて思いました。

やっぱり、15日には墓参りに行きます。

では、また明日。

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テーマの著者 Anders Norén